2012年8月27日月曜日

XTERRAジャパン参戦記

2011年、XTERRAジャパン・チャンピオンシップ丸沼大会に初参戦したTKさんから「来年みんなで出ましょう」と言われ、「スイムが苦手なんで…」と逃げ続けていたら「チームリレーがありますよ」と、いつの間にか参戦することに。チームリレーのバイクパートだし、王滝の練習のためにちょうどいいか、と思っていたら完全に裏切られました。いい意味で!

Photo : J.Hosoi 


【オドロキその1】
会場の群馬県片品村丸沼周辺は国立公園内にあり、大会期間中以外はバイクで入る事ができない場所。なので驚くほど自然が豊かでキレイ!

 





 【オドロキその2】
CRCメンバーに声をかけてチーム編成。しかしながらスイムパートが出来る人がなかなか集まらない。そんな中、キムラさんの弟ナガヤさんが元水球の国体選手ということで参戦決定! ナガヤさんの先輩モリイズミさん、アキラ君の後輩ソノPも参戦が決まり、CRCで4チームがエントリー。
そして、ナガヤさん、モリイズミさん お二人のスイムがめちゃくちゃ速かった!! ナガヤさんはエリート選手よりも速いタイム、全体の4番手で戻ってきた! モリイズミさんも15番手くらいだ! スゲー!! カッコイイー!!!






【オドロキその3】
自分はリレーの中では最後にバトンを受けスタート! ところが前半のシングルトラックが大渋滞で全然前に出られない。ソロで出場している選手はスイムの後だし、あまりMTBに慣れていない様子。慎重にラインを読んで声をかけながら1台づつパスして追い上げる。これがなかなか神経を使うのだ。しかも整備されたコースではなく、自然のトレイルをレースペースで走るからじわじわと疲労がたまっていく感じ。

中盤の長いジープロードの上りをクリアし、テクニカルな下りに入った途端、前輪が石にハマって1回転。バイクはコースに残ったものの自分は谷底へダイブ! 後ろに誰も走ってなかったのが幸いし、崖をよじ上り何とかレースに復帰。そのせいか担ぎ降りの度に足がつり始めた。膝からは血がダラダラと… 終盤はとにかくキツかった。チームリレーなのでリタイヤなんて絶対にできない。とにかくバトンを渡すまでは気力で走った。なんとかランのホソイさんにバトンタッチしてお役御免。正直言ってXTERRAのコースをなめてました。どうもすみません。。。

Photo : N.Kimura

【オドロキその4】
どうやら3番手のチームとほぼ同時にトランジッションエリアに入ったようだ。ホソイさんが前のチームをパスして3位に浮上! これでCRCが1-2-3体勢に入った。今回4チームともランパートは女性。ランがスタートするあたりから雨がスコールのように落ちてくる。厳しいコンディションの中、湖畔の彼方に黙々と前に進んで行くのが見える。1周終えて2周目に入る頃には全身泥だらけ。トレランというよりフィールドアスレチックかと言うほど過酷だったようだ。それでも最終走者としてチームをゴールに導くべく走り続ける。みんな根性あるなぁ!
1チームはバイクで迷子になってしまい順位を落としてしまったが、4チームとも無事に完走。CRCがチームリレーで表彰台を独占することになった! 嬉しいなぁ。






Photo : K.Takei

【オドロキその5】
ストアスタッフのタケイさんがソロで出場。ホントに? そのお腹で完走できんの?(←失礼) ところがタケイさんはやってのけた。順位はどうでもいい。終止笑顔で時間内に完走したのだ! タケさん、あんたは男だ。本当に凄いよ。その勇姿をコテツに見せてやりたかったよ。




Photo : H.Shimobora


【オドロキその6】
ソロで出場のみんなも全員時間内に完走を果たす。アフターパーティではスタッフが作ってくれるバーベキューやカレーが食べ放題。ゴール後にみんなで乾杯したビールが最高においしかった。そういえば、いつもレース後は疲れたまま運転して帰るのでビールなんて飲んだことがない。今回はアフターパーティ付きだし、泊まるところも会場内なのでレース前後にゆったりできたのが心地よかった。プロデューサー白戸太朗さんの目が隅々まで行き届いてる大会だと感心しました。


Photo : H.Shimobora
Photo : J.Hosoi

【オドロキその7】
去年はエイジ2位だったTKさん。あれからトライアスロンのトレーニングを継続し、IM70.3シンガポール、IMセントジョージ、IM70.3セントレア常滑ジャパンを完走してきた。今年も一般ソロで走る予定が急きょエリートクラスで走ることに。日本チャンピオン小笠原選手、外国人招待選手に続いて4位(2:29:16)で完走。去年の2:46:50から17:30もタイムを縮めた! これ通常のエイジだったらダントツの総合優勝タイムです! そしてゴール後に翌日のトレラン50kmにも急きょ参戦が決定。(すべては白戸さんの策略か?!)スタート前には怪我しそうだったら無理しないでリタイヤするって言ってたけど、完走しちゃったようです。やっぱり凄い人だ!






XTERRAジャパンは予想以上にキツく、そして楽しかった!!
来年も行くか?!


2012年8月14日火曜日

TEAM OFFROAD to LONDON!


ロンドンオリンピック出場枠の仕組みや挑戦をクローズアップしたHPを作りたい。
「ロンドンオリンピックへの道」的なムーブメントを起こしてみんなで盛り上がりたい。
2年前に梨絵さんと打合せした際にこう相談された。


日本MTB女子の現状を知ってもらい、みんなからの応援を海外で戦う梨絵さんに送り届け
一丸となってMTBを盛り上げて行こうというのが目標だった。


「OFFROAD to LONDON」は一つのチーム。
梨絵さんは走る人。
コーチがいて、メカニックがいて、遠征をサポートしてくれる人がいる。
撮影した写真を無償で提供してくれるカメラマンもいる。


WEBを通して全面的にバックアップし、情報発信するのが自分の役割。
それを見て応援する人たちもまた同じチーム。
2年間ロンドンオリンピックを目指して一緒に戦ったつもりです。




ロンドンに出発する前にはこんなに盛り上がった!
嬉しかった。


そして、ついに夢の舞台のスタートラインにつく。


あらかじめ試走の動画を見ていたが、想像以上の超高速コース。
パワーを必要とする外国人向きのコースだ。


みんなの期待を背負うのではなく、
2年間の成果を存分に発揮して、自分自身のために走って欲しかった。





最後尾から徐々に追い上げ見事に20位で完走。
北京オリンピックの時と順位は同じだけど走りは完全に超えている!


Photo : Ichigen Kaneda

ゴール後にこの笑顔が見れた。すべてが報われた気がした。
目指したものは達成できたかな。



2012年7月2日月曜日

片山梨絵、ロンドンオリンピック出場決定!

『一緒に夢を見てくれる人たちと繋がるために。……共に夢の力を信じて下さい』
OFFROAD to LONDONのHPを開設する際、梨絵さんはこうコメントを書いた。


2011年序盤は快調に結果を出し、スペインとポルトガルのUCIクラス1レースで2勝をあげ、
ワールドカップ#イギリスでは過去最高の25位。国別ランクも14位まであがった。

でも一人で頑張りすぎてしまい、ワールドカップ#カナダでオーバーワークに陥り、
次戦ワールドカップ#アメリカをキャンセルして帰国。全く走れなくなってしまう。
『ごめんなさい』と謝るばかりで、このまま辞めるんじゃないかと思うほどだった。


作っていた応援Tシャツを販売すべきかどうかも迷った。それほど体調が悪かったのだ。
竹谷さんに相談して今は回復するのを見守っていこう、ということに。

体調が完全に戻らないまま迎えた2011年の全日本。
必死に富士見のゲレンデを登る梨絵さんに「頑張れ!」と声をかけられなかった。
もう十分に頑張ってる。これ以上どう頑張ればいいんだ。。
しかし、悪いながらも意地で優勝してみせた。
ゴールラインを切った時の安堵の表情と
噛み締めるようなガッツポーズが今でも忘れられない。


SLm Vol.3のインタビュー記事。
『OFFROAD to LONDONっていうのはひとつのチームで、
メカニックもいるし、ポイントのシミュレーションをしてくれる人もいるし、私は走る人だし、良い感じで役割分担っていうのかな、だから凄く前向き。今はO2Lの仲間がいるから走れてるっていう部分も大きい』
こんなこと言われたら泣けてくるじゃないか。。。

結果的に国別ランク18位に入ることができず、自力での出場枠獲得はならなかった。
外国勢は複数の選手を派遣してポイントを稼いでいるのに、日本は梨絵さんたった一人。
ハンデがあることは最初からわかってたし、それでも挑戦することを選んだんだ。


『ロンドンまでに自分が出来る最後の仕事が八幡浜優勝』と宣言した代表選考レースで勝利。ゴール後に泣き崩れる姿をみて、背負ってきた重圧と2年間の想いが痛いほど伝わってきた。


そして翌週の全日本では9連覇を達成。圧巻のスピードで世界の走りを披露した。
この時はすがすがしいまでの笑顔で完全復活。
どこまで強い人なんだ。。。


全日本後、梨絵さん主催の打ち上げで
『自力で枠取れなかったけどOFFROAD to LONDONをやってよかった。
やらないでダメだったのと、やってダメだったのでは全然違う』と泣いたんですよ。
正直、これでO2Lの仕事は全てやりきった、と思った。


ところが!
補欠の4番目で奇跡の出場枠獲得!!

自転車の神様は見捨てていなかった。
一緒に夢を見て、その信じた夢が叶ったのだ。
努力した人と信じて応援してきた人の願いが通じたんだ。
ずっと応援してきて、こんなに嬉しいことはない!!
本当に本当によかった。。。

『OFFROAD to LONDON 〜ロンドンオリンピックへの道』
まさに山あり谷あり、切れかけたオフロードの道がロンドンまでつながった。

8月11日、ロンドンで躍動する片山梨絵を応援するのが本当に楽しみだ。


2012年6月4日月曜日

全日本MTB選手権大会














日本一を決める年に1回の全日本選手権。
選手たちの熱い走りに凄まじい気迫が感じられるこの大会。
そんな中で、異次元の走りで魅せた梨絵選手が9連覇、幸平選手が5連覇を達成。
勝ち続けることの難しさ、メンタル、フィジカルのコントロールは想像を絶するものだろう。

最終周回までもつれ込んだ斉藤亮選手山本和弘選手の熱いバトルは観客を魅了し
轍屋大応援団とともに最後のゲレンデでアタックした大江選手の走りは感動的でした。
みんな最後まで出し切って涙、涙。。。

『自分が世界で頑張ることで日本人の強さを示して、日本のMTBを盛り上げていきたい』と
幸平選手が涙でスピーチ。
みんなの想いをひとつにして実現させていきたいですね。

最後に、梨絵さんからスペシャライズドチームの記念撮影に入れてもらい、
シャンパンファイトまでさせてもらいました。
ありがとうございました!